Dynamic DNSの設定

　インターネットを通じてOPENVPNサーバーに接続する場合には、インターネットのグローバルアドレスを知る必要があります。

• 固定アドレスを割り当ててもらうことは可能ですが、それなりの費用がかかるプロバイダが多いようです。
• 常時接続しているところが多いでしょうから、グローバルアドレスはそれほど変わることはありませんが、
  • 停電
  • プロバイダの都合
  • 記憶できない。
  といった不自由さがあります。

• グローバルアドレスが変化しても同じアドレスで、アクセスできるように考えられた仕組みがDynamic DNSサービスです。

グローバルアドレスが変化するたびに、Dynamic DNSサービスに登録することで、これらの不便を解消します。
　これらの登録を行うために、Dynamic DNSサービスとDiceを用います。
この方法は、自宅でウェブサーバーを開くときにも必要となるため、様々なところで解説されています。

Dynamic DNSで私が使っているサービスは

• DtDNS (English)
• DynDNS (English)
• ieServer (日本語)

などあります。一番上のDtDNSは、一つの無料アカウントで5つ（不確かです）のサイト名を登録できますので便利です。私は、時々メンテナンスを頼まれる自宅外のパソコンにこのサービスを走らせておいて、簡単にアクセスできるようにしています。上記の中では、ieServerが簡単かもしれません。
　OPENVPNクライアント設定ファイルの
remote 記述の箇所にここで作成したDDNSを指定することで、VPN設定ファイルを変更することなく、いつでも接続することが可能となります。

Diceはここで入手できます。インストールの方法は、こちらなどを参考にしてみてください。Diceを用いた自動更新設定方法はこちら