Stone(シンプルパケットリピータ)の設定

Stoneは、あるパソコンに来たパケットを転送してくれる機能があります。(ほかにもたくさん機能がありますが、私はこの機能以外使いこなせません)このstoneをどちらからもアクセス可能なパソコンで動作させることにより、さらにセキュリティの高い院内LANにまで直接OPENVPNで接続することが可能となります。

stoneの入手は、こちらから。

たとえば、上記構成の場合には、コマンドプロンプトから

stone 192.168.24.79:1194/udp 1195/udp &

と動作させる(起動時にバッチファイルで動作させるとよい)と
192.168.24.101にインターネット外部から送出されたUDP1195 パケットが UDP 1194: 192.168.24.79へ送られます。
もちろん、内部ルータではUDP 1194のパケットが192.168.11.11に届られるようポート開放をしておく必要があります。
(設定方法は、ルータの説明書などをごらんになってください)

この場合の、クライアントの設定ファイルは、下記の通りになります。(remote のポートが1195になる)

client

proto udp

# タップ(L2)使用
dev tap

nobind
# VPNサーバのアドレス

remote iin.dip.jp 1195 #Dynamic DNSのアドレス portを設定

# 証明書設定
cd "ca"
ca ca.crt
cert dell.crt
key dell.key

# キープアライブのping送信間隔(Sec)
keepalive 10 120

# enable LZO compression
comp-lzo

# moderate verbosity
verb 4
mute 10

pull
float