Debian-2

 ここでは、オンライン請求に必要なソフトをインストールします。・・Virtual PCとホストは、右Altで移動できます。
 まず、ネットワーク接続を有効にし、アップデートしておきましょう。まず、ネットワークを有効にします。右上時刻の左側にあるアイコンを左クリック。有線ネットワークをさらに左クリックすると、ネットワークに接続されます。

そのアイコンのさらに左をクリックすると、下のような画面が出ます。先ほど設定したrootのパスワードを入力します。

アップデートをインストールします。

ここで小技を。いちいち右Altを押すのも面倒なので、UltraVNC(link先でインストール方法など紹介しています)でリモート接続しましょうか。右のように設定して、適当なパスワードを設定します。

GNOME 端末を起動させます。

ここからGNOME端末にコマンドを入力していきます。

$ su
(root のパスワードを入力)
#(コマンドプロンプトが$から#に変わります)
#ifconfig

アドレスが、192.168.20.57とわかりました。このアドレスを使って、UltraVNC接続しましょう。下のように接続されれば成功です。まず、Windows ネットワークに接続できているか確認してみましょう。

デスクトップ上のコンピュータをクリックします。下図のようにWindowsネットワークに接続できているか確認してみましょう。

ここまでくれば、あとはオンライン請求の説明書のとおりでうまくいきます。ここを見ながら設定していきます。・・少し変更しています。

そのまえに、javaをインストールできるようにしましょう。

$ su
(Password)
#gedit /etc/apt/sources.list

上のように non-freeを追加しておきます。

#aptitude update

これで、準備完了です。

#aptitude install -y sun-java5-plugin sun-java5-fonts

途中で、インストールに使ったCDの挿入を要求されます。VirtualPCでDebianのインストールに使ったCDイメージを選択して、リターンキーを押すと進んでいきます。。

次にAcrobatのインストールをします。下記のようにiceweaselを起動し、URLに
http://www.adobe.com/products/acrobat/と入力して下さい。

AdobeのAcrobatホームページになりました。

ダウンロードのホームページに移動します。

言語またはオペレーティングシステムの変更を選びます。

linux - x86 (.deb)を選びます。

ダウンロードが始まります

保存が終了したら、ダウンロードしたアイコンを右クリックして、「Gdebi Package installerで開く」を選択します。

環境によっては、rootのパスワードが尋ねられます。(私の場合は、尋ねられませんでした)これで、Acrobat Readerのインストールは終了です。

次に、pppoeconfをインストールします。

$ sudo
(password)
#aptitude install -y pppoeconf

いかのようになれば、成功です。ここでもCD-ROMイメージが必要とされます。最後にpluginの確認をします。iceweaselを起動して、
URLに about:plugins
Adobe Readerと Javaがインストールされていることを確認してください。

以上で、手順書に書かれた部分は終了です。ここで、再度バックアップを取っておきましょう。

(補足)このままですと、network接続ができません。GNOMEに再びroot権限で入ります。

$su
(Password)
#apt-get remove network-manager

再起動すると、ネットワークが自動的に認識されるようになります。

もう一つ、サウンドのエラーが残ってます。請求にはあんまり関係ありませんが、これも補正しておきましょうか。GNOMEから

$su
(password)
#gedit /etc/modulesl

loop の次に
sb irq=5
を下記のように追加して、再起動します。

これで、どこに出しても恥ずかしくない(笑)、Debian(Etch) on Virtual PCの完成です。

印刷できないのも不便ですので、pdf印刷をサポートさせましょう。

#sptitude install -y cups-pdf

iceweaselを開いて、http://127.0.0.1:631/へ接続します。プリンタの追加を選びます。

プリンタの追加で適当な名前をつけます。

Virtual Printer (PDF Printer)を選びます。

ユーザー名とパスワードを要求されます。
ユーザー名 root
パスワード (rootのパスワード)を入力します。

プリンタが追加され、オプションの表示がされます。特に問題なければこのままでよいでしょう。

印刷の確認をします。

CUPS/CUPS-PDFを選びます

印刷が成功すると、ユーザーディレクトリのPDFに出力されています。確認してみましょう

うまく印刷できたようです。CUPS-PDFをデフォルトのプリンタにしておきましょう。

これで、準備が完了しました。

Linuxとしても、十分使える環境が整いました。(次はいよいよ、オンライン請求用ソフトの導入です)